袴乙女の書庫


就寝前の備忘録(2)

(種々の資料をパラパラめくり中)…
(やがてウトウトしながら、何事かを想っています)



「魔女狩り」。
世界結界構築後に──魔を放逐し、安息を手に入れたはずの
欧州に吹き荒れた…拷問と密告と処刑と、涙の嵐。

世界結界という名の安心を手に入れて尚、人々は【来訪者】を…
あるいは、自分達に仇なす【能力者】を、怖れたのでしょうか?

地の底から現れる黒いヤギは、来訪者?
ホウキに乗って飛び回る魔女は、能力者?

いずれにせよ、「魔女」とみなされた数多くの人々が
刑場の露と消え、裁判を行った者達の懐は、処刑された者達から
没収した財産で潤う(──もっとも恐ろしいのは、魔女狩りで富を
築いた人たち自身が、自分達のお金儲けが実質、商業目的に
なっているという自覚も後ろめたさも無く、心から魔女と悪魔、神の福音を信じる
敬虔なクリスチャンでもあったこと…)ことが幾度と無く繰り返されて。


魔女狩りの恐怖──それは、「昔のこと?」

通学の電車の中でいつも一緒になる、テニスのラケットや竹刀の袋を
持った他校の…名前も知らない女の子たち。
この前開店したばかりの、笑顔が素敵な…パン屋のお兄さん。
駅のホームで「キーホルダー落としたよ」って、後ろから教えてくれた
お洒落な感じのお爺さん。
そんな…人たちが、実は特定の【来訪者】を奉ずる血族で、
ある日突然、私たちの前に【敵能力者】として立ちはだかる。
土蜘蛛戦争時に感じた、それは──
「いつどこで誰が【魔女】になるか、分からない恐怖」。

私は陰陽師…退魔を、除霊を業とする者。
せめて悪魔だけでも祓わねばならない。そう思って準備をしていると、
──異端審問官と首切り役人の集団が、列を成して…
嬉々とした笑みを浮かべて(あるいは無表情に)
ぞろそろ私の傍らを通り過ぎて行く光景。それは──
「気がついたら、魔女狩りに加担せざるをえない立場になっている恐怖」。

同じことを繰り返し。繰り返し。
そして、最後に待っているのは──
「自身が魔女として、【仲間】だった者達によって…炎に炙られる恐怖」。



私は陰陽師…退魔師として生きる者。
異端審問官にも、宗教裁判官にも──
ゆめゆめ…魔女狩り人に堕ちること無きよう…日々、精進を。
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by punipunipoyon | 2007-06-21 22:30 | 優美奈(b02996)

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